エルドラージトロン的 神ジェイス対策
まさか精神を刻む者、ジェイス（と血編み髪のエルフ）が解禁されるとは思わかなったですね…血編み髪のエルフは分からなくはないですが、神ジェイスの解禁は（一部では予想されていたとは言え）驚きました。
さて、タイトルにも書きましたが、エルドラージトロンとしてはどのように向き合うかということを考えたいと思います。
Jace, the Mind Sculptor / 精神を刻む者、ジェイス (２)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)[+2]：プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]：カードを３枚引く。その後、あなたの手札のカード２枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]：クリーチャー１体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]：プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。3
エルドラージトロンからみて、一番の脅威となるのは、やはり神ジェイスの＋２の消術能力でしょう。（奥義はどうせ撃たれたら負けるので考えなくていいと思います。）
エルドラージトロンは比較的トップデッキに強いデッキですが、 戦場に直接干渉する手段はあまり多くないです。なので、消術を食らう続けると忠誠度が上がるのを指をくわえて見守るだけ、という事になりかねません。というわけで、場面ごとに神ジェイスに対する対抗策を考えてみます。
１．戦場に着地する前（３～５T目）
禁止改定の告知にもあるように、今のモダンで４T目にソーサリータイミングでフルタップからアクションを起こすことは（青を使う側にとっては）それなりにリスキーと思います。なので、少なくともカウンターか対策への対策を抱えた状態でキャストすると考えられるでしょう。ということは、４T目にいきなり神ジェイスが降臨することは、無いとは言いませんが少ないでしょう。
対策① 難題の予見者で追放する
最も自然で無理なくメインからも採用する対策。
対策② 現実を砕くものはなるべく温存しておく
神ジェイスが＋２でスタートした場合、次ターンでの忠誠度はちょうど５になるので、現実を砕くものが通れば一撃で屠れます。（相手も読んでくるだろうから、着しない可能性もあるだろうけどね…）
はい、ぶっちゃけこれくらいしかありません。一応虚空の杯をＸ＝４で唱えるってのもあるんですが、これは現実的じゃないですよね。
２．戦場に着地されてしまったあと（６T目以降）
対策① 解放された者、カーンの－３能力
対策② 絶え間ない飢餓、ウラモグのCIP
対策③ 全ては塵／忘却石といった全体除去
大雑把ですが、これくらいしかないと思います。でも、そもそもカーンが出ていれば勝てるでしょうし、神ジェイス着地後にカーンが着地できるのかはよくわかりませんが。ウラモグについては「唱えたとき」なので、打ち消されても対処できます。２枚目・３枚目のジェイスが控えていたとしても、雑に殴っていれば多分相手のライブラリーが消え去っていると思います。流刑への道あたりを喰らったら諦めよう！
終末を招くものでブロッカー排除して雑に殴ったり、ドローしまくって物量差を覆すことも考えたのですが、多分±０の送還能力を使われてしまって活躍できないと思います（笑）
３．サイド後の対策
神ジェイスのためだけにサイドを割くということはあまりしたくないのですが、とりあえず不滅の太陽あたりは試してみたい。トロンランドから３T目に唱えることができればって考えるけど、打ち消されたときの絶望感が半端なさそう。ファイレクシアの破棄者、真髄の針はちょっと微妙かなあ…。
不滅の太陽/The Immortal Sun - MTG Wiki
中途半端ですが、これくらいで。他にもあればまた追記します。
