MTGについて語りたい

主にモダンについて

緑白エルドラージ?

エルドラージトロンではないのですが、バント・エルドラージから青要素を抜いた下のような謎デッキも使っています。

青要素を抜いた理由ですが、《空中生成エルドラージ》があまり好きではないというのが理由の1つ目。そしてなにより《仕組まれた爆薬》を持っていない(こんなに高騰するとは思っていなくて、最早手が出ないです…M25で再録されたら買うけどさ!)のが2つ目。そんなこんなで出来上がったのが下の謎デッキ。

【緑白エルドラージ】

クリーチャー:30
4:《貴族の教主/Noble Hierarch》
4:《復活の声/Voice of Resurgence》
4:《作り変えるもの/Matter Reshaper》
1:《永遠の証人/Eternal Witness》
4:《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
4:《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
1:《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
1:《酸のスライム/Acidic Slime》
4:《現実を砕くもの/Reality Smasher》
1:《スラーグ牙/Thragtusk》
1:《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk》
1:《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》

呪文:8
4:《流刑への道/Path to Exile
4:《異界の進化/Eldritch Evolution》

土地:22
1:《平地/Plains》
2:《森/Forest》
2:《寺院の庭/Temple Garden》
1:《幽霊街/Ghost Quarter》
1:《樹木茂る砦/Wooded Bastion》
4:《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
1:《荒地/Wastes》
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2:《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4:《低木林地/Brushland》

 

だいぶエルドラージ要素が薄くなり、ただの「セレズニア・ビートダウン(+異界の進化)」になってしまいましたが、状況に応じて《異界の進化》から様々なカードを引っ張ってくると、MTGしてるなあって気分になります。3T目にウルザランド揃えて、カーンを着地させるのとは全く別のベクトルですね(笑)

このデッキだと、《異界の進化》の土台はもっぱら《復活の声》か《作り変えるもの》なので、アド損を気にしないで気軽に打てるのがいいですね。あとはなるべくCIP持ちを多く展開して、《変位エルドラージ》でコツコツアドバンテージを稼いでいくのが好きです。長期戦になると《変位エルドラージ》の嫌らしさが際立ちます。マナコストに白を含んでいなければ、エルドラージトロンでも採用したいくらいのスペックです。(《変位エルドラージ》って過小評価されていると思います。。。)

 

でも、まあ見たとおり器用貧乏な感じのデッキです。エルドラージトロン以上にゆったりした立ち上がりになるので、ガチのイベントなどには持っていけそうにないですが、知人と集まってのんびり回すときなどに使っています。《貴族の教主》と《魂の洞窟》がやや高いですが、それ以外ならそこまで高額なカードも使用していないところもいいですね。

 

使用上の注意点

・1枚目の《魂の洞窟》は基本的に「エルドラージ」を指定するが、展開力を優先するために「人間」→《貴族の教主》という立ち上がりも全然OK。もしかしたら相手は5色人間と勘違いするかも(笑)

・理想的な展開は1T目《低木林地》→《貴族の教主》、2T目《エルドラージの寺院》→《難題の予見者》

・2T目に生物を展開を展開することが難しそうなら躊躇なくマリガン。

・《異界の進化》で持ってこられるのは生け贄に捧げたクリーチャーの、点数で見たマナ・コストより2つまで大きいクリーチャー。《ワームとぐろエンジン》を生け贄に捧げて《貴族の教主》を召喚することも可能。

・解決後の《異界の進化》は墓地に落ちるのではなく、追放される。

・《難題の予見者》は「死亡したとき」ではなく、「戦場を離れたとき」に相手にドローをさせる。《変異エルドラージ》の能力で追放した場合に誘発忘れがないように。

・《スラーグ牙》のトークン生成能力も同じなので注意。

・《酸のスライム》のCIPでクリーチャーやPWは破壊できないので注意。